真珠のための、ちいさな仕立て直し

真珠を身にまとう。
すぅーと肌になじみ、装いが整う。
母なる海に還るような、
包み込まれるような感覚。
真珠には、そんな魅力を感じます。
こんにちは。
装紡(SOUBOU)という名で
ネックレスをひとつひとつ紡いでいる
仕立て師のkoyukiです。
先日、一本の真珠ネックレスがアトリエに届きました。
「長年使ってきた、大切なネックレスの糸替えをお願いできますか?」
真珠ネックレスの糸替えの目安は、
使用頻度にもよりますが、
10年~15年ほど。
とくに真珠は繊細なので糸のゆるみや劣化があると
大切な粒が傷ついてしまうこともあります。
だからこそ、定期的なメンテナンスが真珠と長く寄り添う鍵に。
装紡では、
日本製の強撚(きょうねん)糸を使用しています。
絹のような光沢を持ちながらも
程よい張りとしなやかな強さを兼ね備えた
真珠専用の糸です。
そしてもう一つ、装紡ならではのこだわり___
それは、
アイロンをかけるという、ひと手間。
糸にほんの少し熱を加え、
一本の筋を通すように、
静かに整えていく。
この工程を加えることで、
ネックレスに凛とした佇まいが宿るのです。
Instagramの動画はこちら⇒ 〇〇〇
「糸替え」は、
今のあなたに寄り添うための、
ちいさな仕立て直し。
整った真珠が、
あなたを整え、
新しい装いへと導いてくれます。
装紡では、真珠ネックレスの糸替えも承っております。
ご愛用されているネックレスや譲り受けられた一粒たちも。
ご希望があれば、留め具交換や長さ調整などのご相談も可能です。
ご興味がある方は、
こちらの「お問合せフォーム」またはInstagramのDMからどうぞ。